海外の小学校のお弁当問題!日本スタイルのお弁当がNGな理由
海外の小学校は、お弁当持参のところが多いのではないでしょうか。
海外の小学校でお子さんに日本スタイルのお弁当を持たせ、意外にも先生からNGが出てショックを受けたことはありませんか?
これ、オランダでは良くあることなんです。
でも、日本スタイルのお弁当がNG イコール 日本への差別 ではないので安心してください♪
今日は、そんな海外の学校で日本スタイルのお弁当がNGな理由についてお話したいと思います。
日本スタイルのお弁当がNGなのは、先生の公平な配慮
海外の小学校で、お子さんに日本スタイルのお弁当を持たせた時の先生やクラスメイトの反応はそれぞれです。
『うわー、きれい!美味しそう!』
と目をキラキラさせて集まってくる、ポジティブな反応があれば、
『何、それ?今まで見たことが無い。』とか、無言のスルーという反応もあります。
そんな中、
『日本スタイルのお弁当はやめてください。』
とNGが出ることが、海外子育てママにとって1番ショックなことですよね。

でも、それは日本文化への差別なのではなく、生徒たちに不公平を感じさせないための、先生の公平な配慮なんです。
私の住むオランダは、子どもたちに公平な教育の機会を与える、ということがとても大切な政府の方針です。
世帯収入の差や文化の違いによって教育の機会が損なわれることが無いように、インフレで食べ物がとても高くなっている今は、朝食を食べたくても食べられないまま登校し、授業に集中できない生徒たちを救うため、小学校が朝食を用意する動きが盛んになっています。
そのくらい、子どもたちに対して公平であることが大切なのです。
日本スタイルのお弁当が贅沢ととらえられる文化的な理由
火を使って料理したおかずが入った日本スタイルのお弁当は、国によっては贅沢ととらえられることがあります。

でも、安心してください!
これは文化の違い。食習慣の違いなだけなんです。
オランダがそうです。火を使って料理する温かい食事を食べるのは夕食のみです。
火を使わない冷たい食事を取る昼食に、火を使って料理したおかずが入っている日本スタイルのお弁当は、
デラックス!ゴージャス!贅沢!
ととらえられるわけなんです。
決して、日本文化を否定している とか 日本への差別 ではないのです。
私の場合は、息子が通う現地校の先生からハッキリと言われました。
『お弁当は、他の生徒と同じオランダ式のサンドイッチ(=boterhammen)にしてください。』 と。

私はショックでしたが、それを超える大ショックは、息子のその日の言葉でした。
『ママ、明日はいつものパンにして。先生とクラスメイトが、珍しいものを食べてるね、と言ったんだ。ぼく、ちょっとイヤだった。』
週末の日本語学校では喜んでおにぎりを食べる息子の顔が明らかに沈んでいたので、私は翌日、担任の先生とお話をしてきました。
- 先生とクラスメイトが、息子の日本スタイルのお弁当を「珍しいもの」と言ったことで息子が否定された気持ちになり、落ち込んでいること
- 珍しいもの と言った意味と理由を知りたいこと
- なぜ、日本スタイルのお弁当がNGなのか
先生からの回答が次のとおりでした。
- オランダでは、昼食は火を使わないパンが基本。
- 火を使って料理したおかずが入っている日本スタイルのお弁当は、学校の昼食には、公平の観点からは不適切。
- 日本スタイルのお弁当はお子さんにとってはとても良いこと。ただ、学校にはなるべく持たせないで家庭内のみにして欲しい。
- この学校は、基本的にオランダの風習、習慣、生きる姿勢(houding)、言葉を学ぶ場である。
持たせる頻度を考慮すれば、日本スタイルのお弁当もOK!
その日以来、私は数ヶ月に1回くらいの頻度で日本スタイルのお弁当を持たせています。

先生とお話したことで、私も先生もお互いに納得した形でお弁当問題が解決しました。
息子も、数ヶ月に1回の学校で食べる卵焼きが楽しみのようで
『ママ、次はいつ日本スタイルのお弁当作ってくれるの?』
と聞いてくるようになりました。
ずっとずっと悩み、不安だった私は、日蘭の違いを超えて、日本人ママとハーフの息子がつながっている喜びをかみ締めています。
現地校のお弁当問題によって、現地校の先生やクラスメイトから息子が日本に対するマイナスの反応を受けることと、それによって息子が日本のことそのものを嫌ったり避けるようになってしまったら?と、とても不安だったんです。
インターナショナル系の学校では、日本スタイルのお弁当に対して比較的ポジティブな反応が多いのかな?というのが私の印象ですが… 皆が皆、インターナショナルスクールに入れられるわけではないですからね。
お子さんを現地の小学校に通わせている海外育児ママさん、安心してください。
日本スタイルのお弁当がNGなのは、公平のためなんです。決して、日本への差別ではないんですよ。
現地の学校で困ったことがあった時は、納得するまで先生に伝える勇気をもってくださいね!
その勇気があれば、どんな問題も解決できますよ♪
May organizing harmonize you and your family!
本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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それでは、次回まで
Tot ziens!
