現地校でトラブル?!わが子を「学校の敵」にしないためのママの交渉術4選!
海外移住で一番気がかりなのは、お子さんが現地校に溶け込めるかどうか?ではないでしょうか。すんなり溶け込める子、そうではない子。千差万別です。
お子さんが小さいうちは小さいなりの難しさがあり、大きかったら大きいなりのお悩みがあることと思います。
オランダ人のパパを持つオランダ生まれの息子も、現地校で泣かされた時期がありました。
今日は、オランダのどこの現地校に入学しても通用する、現地校の先生との話し合いでわが子を「学校の敵」にしないためのママの交渉術4選を、お伝えしたいと思います。
①お子さんの味方でいること
現地校での子さんの行動が変わったとしても、それは言葉が分からないフラストレーションからなので、当然のことなんです。
- 今まで叩いたことのない子が、学校では誰かを叩く。
- 今まで大きな声を出すことがない子が、学校では大きな声を出す。
- 今まで人のものを取ったりしない子が、学校ではクラスメイトのものを取り上げる。
このような行動が見られたり、現地校の先生から指摘されたら、まずはお子さんの話を聞いてあげてください。そして、お子さんの味方でいてあげてください。
現地校は、お子さんにとって基本的に「怖いところ」です。聞くこと、読むこと、すべてが分からない場所。言いたいことが言えない、担任の先生がどんな人か分からない。それって、ものすごく怖いことなんです。
現地校に通い始めてからのお子さんの行動が変わったとしても、それは言葉が分からないフラストレーションからなので、当然のことなんです。
今までは見られなかった行動を取ることで、フラストレーションを外に出しているんです。フラストレーションを出さないと心の中にどんどん溜まっていってしまうので、5年後、10年後にもっと深刻な問題として出てくる可能性が高まります。
ですから、一見問題行動に見える行動をお子さんが取ったとしても、ママとして先生に屈せず、常にお子さんの味方でいてあげましょう。
②お子さんのことで、現地校の先生に謝らないこと
現地校の先生との話し合いはドキドキですよね。外国語で話すハードルも高いです。
でも、現地校の先生の圧に圧倒されたとしても、決して「すみません=sorry」と言わないことが肝要です!
オランダでは、sorryは、本当に自分が悪かった場合にのみ使う言葉です。Sorryは、それを言った側の立場を下げる言葉。使うと、交渉相手との立場が対等ではなくなってしまいますので、sorryは言わないように注意しましょう。
お子さんのことで親が「sorry」と言ってしまったら、現地校の先生は「お子さんに問題がある」とみなし先生の立ち位置が上になってしまいます。
そうなると、どんなにこちらが交渉しても「そちらに問題があるんだから」という理由をつけられて現地校側の姿勢がかたくなになっていってしまんです。
ですから、現地校の先生との話し合いでは、「すみません=sorry」と言わないことがとても重要です!
③Sensitive ではなく、fine を使う
現地校の先生に、お子さんの個性として日本語の「繊細」「傷つきやすい」「敏感」の意味を伝えたい時は、sensitive ではなく fine (オランダ語では fijn)を使います。
- (日本語) 息子(娘)は繊細なタイプなんです。
- (英語) My son(daughther) is a fine type.
- (蘭語) Mijn zoon (dochter) is fijnmazig. または Mijn kind is fijne type.
sensitive を使うと、「過敏」「神経質」「もろい」というマイナスの意味に受け取られがちです。やはり「お子さんに問題がある」と現地校の先生はみなします。
sensitiveを使うと、こちらの立場が下がるので、代わりに fine (fijn) という言葉を使ってください。
fine は、網の目などが細かいという意味。「細かい気配りができる」「他の人は見逃がしそうな些細なことにも気が付く優れた洞察力がある」というポジティブな意味なんです。
fineという言葉に言い換えるだけで、相手との立場を対等に保つことができるだけでなく、問題の所在をこちらが引き受けることを避けることができます。
私自身、fijnに言い換えたことで息子の学校や現地校ママとのトラブルが、息子の望む形に解決していきました。
④学校に行きたくない!と泣くんです
対等な立場のまま話し合いをしても、現地校の先生が納得する対応をしないときは、この言葉を使います。
それが、
「うちの子が学校に行きたくない、と泣くんです」 です。
現地校にとって、子どもが学校に行きたくない、と言うことは現地校側に問題がある何よりの証言です。この言葉は現地校の先生に事の重大さを伝える、かなりパワフルな言葉になります。
まだ泣くほどでもないけれど、もしも家でのお子さんの様子に違和感を覚えたら、早めに現地校の先生に相談しましょう。
「うちの子、このごろ家では元気がないんです。学校のことも話しません。いつもと様子が変わってしまって。先生、クラスで何が起きているんですか?親として心配です。」と。
この4つ、実はすべて私の経験から来ています。
息子がまだ幼稚園だった頃、乱暴してくる子がいて、息子はやり返せない悔しさから泣いたり怒ったりして、幼稚園から呼び出されたことがたびたびありました。
私の伝えたいことが、先生には別の意味に解釈されるモヤモヤとイライラを感じたある日、私は現地の幼稚園の先生に言いました。
「家での息子は元気がないのです。知っていますか?息子が幼稚園に行きたくない、と泣いていることを。息子に乱暴してくるするその子を止めてください。こんな状態では、私は安心して息子をお預けできません。」と。
そうすると、それまではうちの子が弱い、立ち直る力が育っていない、と息子を問題視していた現地の幼稚園の先生が、
「それは深刻ですね、何とかします。」
と言って対応を急変させました。
幼稚園の先生は、息子に乱暴した子のお母さんと話し合いを重ね、ついにはその子が別の幼稚園に行く、という形でお互いが納得する形で解決しました。

そんなことが現地の小学校でも何度かあり、息子は学校のことはオランダ人のパパではなく、私に相談してきます。私はオランダ語のコミュニケーションではまだまだ苦労しますけれど、息子が信頼できる存在になれてるのかな?と思うと、目頭が熱くなります。
海外生活でのお子さんの現地校問題は、学校を変えることが解決というわけではありません。学校を変えても、似たようなトラブルは起こります。何よりも大切なのは、現地校の先生との話し合いに、あなたとお子さんが納得するかどうかなのです。
現地校の先生の圧に屈しない心の土台を身に付け、常にお子さんの味方でいれば、乗り越えられます!
ママが味方してくれていることをお子さんが感じ取れば、それまで言えなかったことも言えるようになります。先生が見ていない事実を話してくれるようになります。そのお子さんの言葉を信じましょう!
ですから、海外生活ママさんは、どうか現地校の先生の圧に屈せず、何があってもお子さんの味方でいてあげてください♪
May organizing harmonize you and your family!
本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
ニュースレターも配信中です! 下の入力フォームからご登録ください♪
それでは、次回まで
Tot ziens!
