海外生活での病気やケガ!ホームドクターで確実に診察アポが取れる交渉術4選
海外生活で最も気がかりなことのひとつが、ホームドクターや病院でのアポ取りや症状の説明ではないでしょうか。
- 急だったので病院に駆け込んだら、高くついてしまった
- 当日に診察のアポを取りたいのに、「様子を見てください」ととりあってくれない

そんなお悩みを抱えていませんか?
今日は、そんな緊急時に診察のアポを取る際の交渉術4選をお伝えしたいと思います。
①まずはホームドクターに連絡を
私が住んでいるオランダでは、病気やケガをした時の最初の窓口がホームドクター(=huisarts)です。オランダでの住民登録と医療保険に加入したら、次はホームドクターに登録しましょう。
駐在での滞在の場合はこの限りではないかも知れません。
オランダには病院ももちろんありますけれど、病院で処置するかどうかは、症状によってホームドクターの判断で決まります。病院での検査や処置が必要とホームドクターが判断した場合は、ホームドクターの紹介状をもってはじめて病院に行くこととなります。
ホームドクタを飛ばして病院に駆け込んでも処置してもらえますが、料金が高くついてしまいます。
ホームドクターの紹介状がある場合よりもプラス100ユーロほど余計にかかってしまいますのでご注意くださいね。(←私のホームドクターからの忠告でした)
ですから、まずはホームドクターに登録していることが大切です。
お子さんの急な発熱や発疹などで、すぐに見てもらいたい場合でも、オランダではまず電話で診察の予約を取る必要があるホームドクターが多いです。
ハーグに住んでいた時のホームドクターは、午前中に誰でも駆け込める inlooopspreekuur がありましたが、いま住んでいるレイリースタッドのホームドクターでは、inloopspreekuur がありません。
必ず電話で診察のアポをとってからでなければ出向いではいけないことになっています。
ここで本題の、診察のアポ取りのポイントをお伝えしますね♪
②実はハードルが高い、診察のアポ取り
診察のアポ取り。実は、ハードルが高いんですよね。
必要のない処置はしないスタンスのオランダでは、診察のアポ取りが第1の難関です。
電話口で症状を伝えたのに
「様子を見てください。」
とか
「(熱や痛みを和らげる)パラセタモールを飲んでください。それでも症状が変わらなければまた電話してください。」
という具合で、診察のアポが取れないことが多々あるんです。予防よりもなってから対処するスタンスなのです。
診察のアポを取り、希望する処置をしてもらうためには、症状をどう伝えるかがポイントになります。大げさに伝えるのも手ですが、大げさも人によって異なる感覚なので、大げさとは違う現実的で効果的な伝え方をご紹介します。
③程度、感覚を客観的に伝えるフレーズ「夜中に何度も目を覚ましてしまう」
例えば、痛みや熱が高い場合。
「とても痛い」や「熱が高くて苦しい」だけでは足りないんです。
「とても痛い」や「苦しい」は感覚なので、そのとてもつらい感覚を客観的に伝えることが肝心です。
例えば「夜何度も目を覚ましてしまう」というフレーズ。
- 息子の熱が39度あります。汗はかくんですが2日間たっても熱が下がりません。熱のせいで夜中に何度も目を覚ますんです。
- 子どもがお腹痛を訴えています。パラセタモールを飲ませていますが、それでも夜中に目を覚ますので、うちの子、クマができてしまっているんです。
このように、感覚を客観的な事実に言い換えることで伝えたいことがグッと伝わりやすくなります。
④ 日本とオランダ。平熱が違う!
発熱で診察してほしいのに診察のアポが取れないときは、平熱が36℃なことを伝えましょう。
オランダ人の平均的な体温は37℃~38℃。
熱とみなされるのは、日本が37.5℃なのに対してオランダでは38.5℃以上なんです。
38℃と伝えただけでは熱とみなされないので、平熱が36℃であることを伝えることが肝心です。
「息子はいま38℃の熱があります。でも、彼の平熱は36℃なんです。夜中も汗が出て、何度も目を覚ましてしまうんです。パラセタモールを飲ませていますが、耳が赤く、熱くなっています。」
こちらに挙げたフレーズ、実は私が実際に使い、電話をした当日にアポが取れたフレーズなんです。
色々と試した結果、睡眠とリラックスを大切にするオランダ人には、「眠れない」という表現が最も効果がありました。
また、子どもは熱が出ると中耳炎が心配ですよね。中耳炎になる前に対処してほしいですから、耳だれが出る前の段階で
「耳が熱い」「耳が赤い」「息子が耳をさわっている」「耳が気持ち悪いと訴えている」
と伝えると
「では、今日の〇〇時にきてください」
と当日に診察のアポが取れました。
今日ご紹介したフレーズは、いまや私の定番となっています。
オランダ語で伝わるパターンが分かったことで、伝わらないイライラやもどかしさを怒り半分で身近な人にぶつけることがなくなっただけでなく、望む結果が得られる体験を重ねることで自信がついたことが、とても大きいです。
オランダ人の主人はオランダ語に苦労はないけれど、彼でも診察のアポ取りはできないんですよ~
異文化の中では、伝えたいことが伝わらないフラストレーションが多いですよね。
でも、異文化の違いの本質が分かれば、伝わる伝え方もわかってきます。
伝えたいことが伝えられれば、そのフラストレーションもストレスもグンと和らぎますし、難しい単語を使わなくても、基本的な単語で十分に伝えられるんです。
「診察のアポが取れないから、もっとオランダ語勉強しなきゃ!」という自責の念にかられることもなくなります。
身も心も健康ってこういうところも関係しているんですよね。
ホームドクターに電話をするときは、今回のフレーズをぜひお試しくださいね♪
May organizing harmonize you and your family!
本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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それでは、次回まで
Tot ziens!
