学校閉鎖までの道のり。。。ちょっと変な?オランダの現実 (-_-;)
2月28日にオランダ国内で最初のコロナ患者さんが発表されてから
約3週間が経ちました。
先週からは1日に200人以上もの方が新たに検査陽性となり、
最初の感染者が発表されて2か月が経った日本の総数を
はるかに超えてしまいました。
これが、政府の意図している『制御された感染』の想定内、、、?
のようには見えません。。。

フランスに遅れること4日。
ようやくオランダも、全国の学校が3月16日から4月6日まで休校となりました。
伝染を制御するための1つの手段である学校閉鎖は、署名運動等の民間からの高まる要請も
功を奏し、ようやく叶いました。
体調に不調のある人全員を検査してきた結果、病院がオーバーキャパに陥ってしまった
イタリアと同じ轍は踏むまい、という姿勢をオランダ政府は保っていますが
連日の新たな患者さんの数が数百人というスピードが続いている現状に
政策が功を奏しているとはとても思えません。
日本とは予防に対する意識レベルが大きく異なるオランダ。
感染の食い止めが遅れるその背景にあるのは、オランダという国(民)の根底に流れる独特の哲学なのだと思います。
オランダは、日本と比べて予防の意識が低いです。
身近な例を挙げると、例えばこどもの熱が(39℃台)続く時。
『これ以上熱が続いたら中耳炎になると思うから、アポイントメントを取って欲しい』
と訴えますが、返ってくる返事は
『まだ来なくて良いです。パラセタモールを飲ませなさい。パラセタモールはいくら飲んでも害がないから。耳垂れしたらまた電話してください。』 だけ。(-ω-;)
そりゃあ 飲ませますよ、パラセタモール・・・
でもね、中耳炎にさせたくない親の気持ちが通じないんです。
中耳炎になったら抗生物質を処方されます。
そうですよね、炎症おこしてしまったんですもの。
薬に頼り、自然治癒力を損なう治療を避けるオランダ医療。
逆を言うと、医療とは自然治癒力を補助するもの、なのです。
つまり、事が起きてから対処すればよい。
いえ、「対処するんだ」「私ならできるんだ」
そのような姿勢が根づいているように思います。
何も起きていない段階で、起きるかどうかもわからない事に対して
何のエネルギーも時間も注ぎません。
不安に対する閾値が高いのですね。(単に現実的というのかも知れません。。。(笑))
オランダ人は、常に現実に起きている事柄に意識と行動を向けていますから
(未来思考、そして問題解決型ですね)
日本やアジアではとても身近なマスクが、ここオランダで浸透しないのは
あるいは当然かもしれません。
ところが、オランダ人の本音は実はこんなところにあったんです。
Rotterdamの大学病院のある専門家が、『マスクはしない方が良い』、とあるテレビ番組でキッパリ答えていました。
えっ?そうなの? そのマスクはしない方が良いビックリな理由と言うのが、
マスクを1日付けていると、覆われた部分がかゆくなる → 無意識にマスクの下から掻いてしまう → その手で握手したり、目や耳を触ってしまう → 感染リスクが高まる → マスクはしない方が良い
、、、 という 理屈なんです。
かゆい から?!
無意識に顔を触ってしまうからこそ、マスクをした方が良いんですけどねぇ 。
中国でのコロナウィルスの拡大が本格化した昨年の12月から今年の1月にかけて、
オランダではマスク着用のアジア人に対する差別的な言動や行動が多発し、社会問題となりました。
自然治癒が根底にありますから、マスク着用を予防策という観点でみることがなく、単に『ヘンテコなものを付けているアジア人』 という程度のステレオタイプでしか捉えることができなかったのでしょう。 まぁ いつの時代にもあることですけども、、、。
あれから3ヵ月が過ぎた今、毎日3ケタ台というスピードで患者さんが増えています。
マスクの着用だけでなく、街中への殺菌・消毒材の散布等も行ってようやく終息の兆しが見えて来ている中国や韓国を見ていると、やはりマスクは外からのバリア効果があるんだな、と思います。
医療現場に限らず、一般人でもしないよりは付けた方が良いですよね、マスク。
かゆいのは最初だけですから。(100歩引いて)
ちなみに。。。
RIVMの指針に従ってオランダ人は手は洗っています、石けんでちゃんと。
でも、濡れた手…
コートやズボンで拭きますよね?! ( ̄▽ ̄;)
ハンドタオルが切れている、ハンドドライヤーが故障中
な~んてことはザラです。
お出かけ前は、バッグ/ポケットにハンカチを。。。♡
政府指針は、2月末当初から一貫していました。
それに沿ってお互いに症状の現出に注意することを前提に、息子が通う現地校では
下記のような通達が出されました。
ところが、、、
息子が通う現地校の実際はと言うと
ゴホゴホ咳をしている子供が普通に登校し
1週間熱があるという親が送り迎えをしていました。
ええっ!
熱、咳、1つでも症状があったら学校休むんだよ? ダメでしょ、学校に来ちゃ?!
と思ったので、校長先生に言いに行きました。
すると校長先生『38℃以上の熱で学校に連絡、欠席になります』と言うのです。
えっ???
熱か くしゃみか 咳か、どれか1つでも症状が出ていたら欠席 なのではなく、
熱があって初めて欠席とは。。。
たとえ症状が出ていなくても、ウィルスは潜在している可能性があることが公になっているだけに、『熱のあるなし』のみが欠席の基準である現地校の無防備な姿勢に怒りがこみあげてきました。
こんな無防備な学校に我が子を通わせたくない~!
早く学校閉鎖になって~!
はやる気持ちを抑えて家に帰り、すぐにオンラインの『学校閉鎖要請署名運動』に参加しました。(3月10日)
オランダでは、自己責任という名の下にルールを守らない人がとても多いです。
自転車の信号無視、横断歩道を渡らない、禁止を破る etc.
自己責任で完結する場合はともかく、集団感染の危機に直面しているときくらいは
連帯性をもってルールに従って欲しいですね。
イタリアの現状を憂い、オランダ政府の意図ははじめから明確でした。
第一優先は:病院ベッド、人員、機器の確保
そのために、検査と治療の優先順をふるいにかけました。
まずは第一優先の重篤患者。
症状のある人全てを検査するのではなく、呼吸困難等の重篤者を検査します。
大抵の場合は陽性と出ますから、病院のIC(集中治療室)に入院となります。
38℃までの熱、咳、くしゃみ等の症状は軽症とみて検査対象外です。
つまり、一般的なカゼやインフルエンザと同じ扱いにし
コロナに感染しているかも知れないけれど、敢えて確定しないグレーゾーンを設けました。
毎日14時に発表される感染者数の情報は、検査対象をなった重篤者のみの数なのです。
軽症者に対しては当初から一貫して
☆自宅に留まること
☆療養すること
☆他者との接触を避けること
が指示されていました。ホームドクターへの連絡も不要なんです。
が、ルールを守らないオランダ人。。。
今は数字として目に見えていないこの野放しのグレーゾーンが、
感染拡大の一役を担ってはいまいか?
それがとても気がかりです。
☆38℃までの熱、咳、くしゃみ等の症状は軽症です。
☆家に留まる
☆療養する
☆他者との接触を避ける
☆ホームドクターへの連絡は不要
この指針は今も続いています。オランダ政府は、ワクチンが出来るまでの期間を
軽症から回復した人達の体内にできた「抗体」を利用して対策ができないか、と議論しています。
1日の新たな感染者が600人に達している今、病院のベッド数追加が急務となっています。
私達ができること、、、。
自分の身を自分で守ること。˘⌣˘♡
↓学校閉鎖中に作ってみました。


あと主人と自分のマスクを作って、マスク姿で外を歩きたいです。
これを機にオランダでもマスクが浸透しますように。。。☆
長い記事を最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
それでは、次回まで
Tot ziens!
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