オランダはこうよ⑷ 愛情不足ではないの、問題はコミュニケーションなのよ!
皆さま、こんにちは😃
今回は、少し深いお話を綴りたいと思います。ゴミの分別シリーズを楽しみにしている方、すみません!
ずっとずっといつかお伝えしたいなぁと思い続けていたものですから
お付き合い頂けたら嬉しいです❀
2021年11月で、オランダに来て丸13年が経ちました。早すぎっ!!
そんな10数年の間に、天地がひっくり返るほどの気付きがありました。
今までの世界がガラガラと崩壊するような、あるいは逆に 険しい崖を登り切り
パーッと視界が晴れたような、革命的なものでした。
その4つ目を今日はお話ししたいと思います。
これは、何もオランダ語に限ったことではないかも知れません。
ですが、10年以上ネイティブダッチスピーカーに囲まれて暮らす私の視点では
日本語とオランダ語の思考・感覚の差は、日本語と英語よりもはるかに大きい。
ツボが全く違うのです。
特に、笑いのツボが全く違う! わたし、まったく笑えません(;^ω^) オランダ語のコメディー💦
このようなツボのズレは、その大小にかかわらず、会話の至る所に現れます。
小学校のママ友との会話、学校の先生との会話、ホームドクターとの会話 など。
オランダ語での会話で、もしも違和感を感じるならば、民族意識的・言語学的な相違が原因であると私は考えます。
その民族意識や言語学的な根柢を理解すれば、会話はもっと気持ち良いものになるハズ。
持てる語彙と勇気を振り絞って会話をしても、こちらの真意が伝わらないのは辛いものです。
それが配偶者であれば、なおさらですよね…
『あなたに通じないのは、あなたの私への愛情が無いからよ!』と
主人と本気で大ゲンカをしたことは、数えきれないほどあります。
でもね、違うんです。
通じる、通じない、は「愛情のある・なし」では無いのです。
日本語脳とオランダ語脳の違いからくるコミュニケーションエラーなんです。
愛情不足と思わせるほど、とんでもなく違うのです。
ボタンの掛け違いは、愛情不足では無いので、安心しましょう!
何かに傷つき、生きることすら嫌になるくらい、どうしようもなく孤独に感じる時があります。
誰にも言えない って、本当に辛い😢
日本語で言える相手がいない。オランダ語で言えない。言っても通じない💦。そうして、誰にも言わなくなるんですよね。
そんな時の処方箋がこちらです。お薬不要!
それぞれの関連記事もご参考くださいね。
☆Leren voor jezelf opkomen:自力で立ち直る
関連記事⇒オランダはこうよ⑴自力で立ち上がる力:小さいうちから身に付ける習慣
☆Assertiviteit:言い返す
関連記事⇒オランダはこうよ⑵言い返す力:こちらも言って良いんです!
☆Grens stellen:一線を引く
関連記事⇒オランダはこうよ⑶一線を引く:わたしがご機嫌でいるために
Photo by Anna Tarazevich from Pexels
”オランダのお母さんたちは逆境に強く、自分に対して自信を持っており、冷静な判断ができる人が多い。”
これは、「世界一幸せな子どもに親がしていること」という本の一節です。
仕事をし、友人や家族との時間を楽しみ、バカンスもしっかり取るオランダのお母さんからは、確かに愚痴を聞くことがほとんどありません。
逆境に強いのだとしたら、上記の3つの処方箋を自然と実践しているからなのだな、と私は思います。
そして、自分が気分転換したり楽しむために「手を貸してほしい」と助けを求めているのです。
育児も仕事も自分1人で抱えないから、大変な状況を何かのせいにしたり、誰かのせいにしたりしないのです。
オランダの子どもは世界で1番幸福度が高いとの記事を多々目にします。
それが子ども目線でも本当に事実なのだとしたら、それは親が大変さを育児のせいにしないことが分かれ目なのではないかと私は思います。
それと、もう1つ大切なこと!
曇りがちな秋冬は、ビタミンDをしっかり取りましょうね😊
May organizing harmonize you and your family!
本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
それでは、次回まで
Tot ziens!
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